20180526 薔薇の時期だった 007
フィルムで撮る人あるあるだと思うのだが、
一本を撮りきるまでに季節が終わってしまう。
それがいい面もあって、出てきたプリントやらを見ると「ああそういえば、、、」などと思い出し、友達に数ヶ月してから配ればまた話が盛り上がった。
今は撮った瞬間に友達とシェアできる。全世界とさえシェアできる。
記憶は瞬間で通り過ぎていくのかもね。
そういえば昔「焼き増し」のことを
「焼き回し」と言っている人ちらほらいたなぁ。
焼いたやつを回すから理には叶った表現かもしれない。
フイルム写真って昔のスタンダードだったけど今やニッチになってしまった。
フイルム代、現像代、プリント代を合計すればだいたい36枚で3000円を超える(?)
くらいになってしまい、そう易易とできるものでもなくなったなぁ。
そんなさなか、阪神百貨店の8階にあった、カメラ修理コーナーが今月の28日で、
建物の建て替えを期に店をたたむと聞いて、修理していただいたカメラを首から下げて、伺ってきた。
いまやデシタルのカメラなんてブラックボックスとなり、修理なんて出来るもんじゃなくなったそうだ。あとは高齢や体調不良などなど、、、。
一つの時代が終わるような気がした。